社長32x32takaです。

このブログへの投稿は、ホント久しぶりです

地域の話題で、皆さまとシェアしたいものを見つけました。

私たちの暮らす西区を南北の2ゾーンに分けている庄内川の
「将来ちょっと楽しみかも?」という話し。

情報源は、先日4月23日付の中日新聞、県内版の記事です。

鮎遡上1


まず、庄内川に鮎が生息していると言う事実をご存知でしたか?

フツーにいるんですね。鮎。

鮎はご承知のとおり、産卵のため川を溯上します。

溯上とは、川下(河口側)から川上(一般的に山手側)へと流れに逆らって川を登ること。

その鮎の溯上を阻むかのような堰堤(えんてい=高低差2mほどの段差)によって、
うまく溯上出来ない鮎がたくさんいるんだそうです。

以前から、これを解消するための階段状の「魚道」はあったらしいのですが、
間口が狭く、鮎が気付いてくれなかったとか。

そこで今回、市民グループの「矢田・庄内川をきれいにする会」が国交省の許可・協力を得て、
棚田式の新たな「魚道」を造ったとの言うのです。

事業費はおよそ100万円。
場所は、庄内川橋の少し川下(西)側。
4月中に完成予定とのこと。

庄内川では地道な水質改善も取り組まれていますから、
これで鮎の生息サイクルが根付いてくれることを目論んでいるそうです。

いかがですか?

鮎の捕れる川が、暮らしている町の身近にあったら…

たとえ、実際に鮎を捕らないとしても、そこに天然の鮎が泳ぐ川が流れていると思うだけで、
ちょっと豊かな気持ちになりませんか?

実は、庄内川の北を流れる新川でも、鮎を放流して、生息させる試みがこの数年続けられています。

旧新川町の有志の方々が、この地で鵜飼を行うことを目標にされているのです。


ともすると、「水害」の記憶やリスクばかりがクローズアップされる河川。

しかし、水辺のある生活圏って、ある意味豊かだと思うのは私だけでしょうか。

ニューヨーク、パリ、ロンドン、ローマ…

世界的な都市は、例外ないくらいに河川と身近な関係に在るんですよね。


時に暴れる河川を押さえ込む… 

治水という考え以外に、上手に付き合うという姿勢もまた、
良い町づくりには必要不可欠ではないでしょうか。

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